【ドリーマーズ 特別版 R-18ヴァージョン】
マイケル・ピットの顔は少々真ん中に寄りすぎか。
1968年、
パリに住む若者達の物語。
主人公が映画オタクという設定で、
前半はクラシックな名作が数々挿入され(強引にあの『
フリークス』まで!)、
割とウキウキ気分で眺めていたが、後半、生々しい官能シーンが続き、
登場人物達と同様、意識が飛ぶほど鑑賞もぐだぐだになってきて、
ようやく、「革命」という幕引きで、
ああこれでやっと外の空気が吸えるなあ・・・と、閉塞から一気に脱力した映画だった。
中でも、真四角な顔のマイケルがバナナを三等分するシーンが好きだった。
【ストロベリーショートケイクス】
同じ乾いた空気感の、ガールズものだったら、
どちらかといえば、「tokyo,sora」のほうが好みかな。
神様がどうのこうのっていうのが、この映画の核だったのかな?
薄印象で、しばらく経つと、筋を全く忘れそうな映画。
安藤政信しか思い出せなくなりそう。